レトロ館・李里

	商品番号401 苧麻チョガッポ	李朝後期。 84.5cm×90cm。わずかにしか現存していない大変貴重な苧麻チョガッポです。手の込んだ繊細な模様のチョガッポで、すべて手縫いです。これだけのものを作るのには数ヶ月もかかるそうです。草木染の色合いは、いまでも鮮やかに残っています。韓国では、苧麻チョガッポの古布は人気が高く、品薄で大変貴重なものになっています。大切な衣類を包むための衣褓（オッポ）です。大小の古い補修跡が九つあり、大切に伝えられてきたことが伺えます。なにしろ古いものですので、シミが多少あります。
	商品番号402 苧麻チョガッポ	李朝後期。 88cm×87.5cm。わずかにしか現存していない貴重な苧麻チョガッポです。李朝の時代、庶民は、紅色衣や紅色ポジャギを使用することが禁止されていました。そのため、李朝では紅色に染められた苧麻の端切れを使ったチョガッポは、数が少なく大変珍しいものです。大切な衣類を包むための衣褓で、縫いは、すべて手縫いです。補修跡3つと極小の破れ目があり、結び紐が2つ欠けています。なにしろ古いものですので、シミが多少あります。
	商品番号403 苧麻チョガッポ	李朝後期。 98.5cm×96cm。わずかにしか現存していない貴重な苧麻チョガッポです。李朝の時代、庶民は、紅色衣や紅色ポジャギを使用することが禁止されていました。そのため、李朝では紅色に染められた苧麻の端切れを使ったチョガッポは、数が少なく大変珍しいものです。大切な衣類を包むための衣褓で、縫いは、すべて手縫いです。補修跡3つと極小の破れ目があり、結び紐が2つ欠けています。なにしろ古いものですので、シミが多少あります。大変貴重な苧麻（ちょま、上布）で出来たチョガッポです。中央に花の紋様が刺繍された大変珍しいチョガッポです。縫い目は、ミシンですが、韓国のミシンの歴史は古く、李朝末期にはすでに輸入され､上層階級で使われていたようです。大切な衣類を包むための衣褓です。補修跡や破れ・ほつれはありません。シミがわずかですがあります。
	商品番号404 苧麻チョガッポ	李朝後期。 105.5cm×110cm。僅かにしか現存していない大変貴重な苧麻チョガッポです。縫いは、すべて手縫いです。大切な衣類を包むために作られた大きな衣褓（オッポ）です。補修跡や破れ・ほつれはありません。シミがわずかですがあります。
	商品番号405 苧麻チョガッポ	李朝後期。 77.5cm×76cm。苧麻チョガッポです。縫いは、4隅を除いてすべて手縫いです。淡い色彩の苧麻の端切れを縫い合わせて出来た模様は、まるで一枚の絵を見るようです。特に、縫い目の曲線は、大変個性的で斬新です。使用跡はありません。持っているだけで福を呼び福を包むと信じて縫いあげられたチョガッポは、このようにまったく使用されないこともあるようです。補修跡や破れ・ほつれはありません。シミがわずかですがあります。
	商品番号406 苧麻チョガッポ	李朝後期。 88cm×90.5cm。絹布で全面裏打ちされた袷褓（ギョッポ）と呼ばれる大変珍しい苧麻チョガッポです。縫い目は、ミシンですが、韓国のミシンの歴史は古く、李朝末期にはすでに輸入され使われていたようです。結び紐が4本とも絹で出来ています。大切な衣類を包むための衣褓です。補修跡や破れ・ほつれ・シミはありません。とても状態の良いものです。
	商品番号407 苧麻チョガッポ	李朝末期。 86cm×83cm。草木染めで、ほのかに色づいた苧麻チョガッポです。衣類を包むための衣褓で、縫いは、すべて手縫いです。シミや汚れ、補修跡はありませんが、多少もろくなっているところがあります。
	商品番号408 苧麻チョガッポ	李朝末期。 81cm×78.5cm。鮮やかな色彩に草木染めされた大変貴重な苧麻チョガッポです。衣類を包むための衣褓です。縫いは、すべて手縫いです。シミや汚れ、補修跡はありませんが、多少もろくなっているところが数箇所あります。
	商品番号409 苧麻チョガッポ	李朝末期。 79cm×84.5cm。鮮やかな色彩に染められた貴重な苧麻の端切れを大胆に組み合わせた、大変華やかな苧麻チョガッポです。中央につまみ紐があり、夏にお膳の上に掛ける床褓（サンポ）として作られたものです。補修跡が1箇所とシミが少しあります。
	商品番号410 絹チョガッポ	李朝後期。 61.3cm×60cm。わずかにしか現存していない大変貴重な絹チョガッポです。縫いは、すべて手縫いです。草木染の色は、いまでも鮮やかに残っています。角に4つの絹の結び紐が付いていることから、婚礼などの際に大切な物を包む袷褓として使われたものでしょう。裏側は、全体が綿布で裏打ちされています。補修跡はありませんが、なにしろ大変古いものなので、表地の絹布に6mmほどの穴が１つ、裏地に藍色のシミがあります。
	商品番号411 如意珠紋絹チョガッポ	李朝後期。 56.3cm×45.8cm。わずかにしか現存していない大変貴重な如意珠紋絹ポジャギです。如意珠とは仏教であらゆる願いをかなえると言われている如意宝珠のことです。色は草木染で、縫いは、すべて手縫いです。大変手の込んだこの絹チョガッポは富裕な貴族（両班）の家庭で使用されていたものです。中央に、摘まみ紐が付いていて、内側に綿が入っていることから、温かい料理が冷めないように、お膳の上に掛ける床褓として冬に使われていたものでしょう。補修跡はありませんが、なにしろ大変古いものなので、ごく小さな破れ目が、3箇所ほどあります。
	商品番号412 絹チョガッポ	李朝後期。 64.8cm×68ｃｍ。李朝後期の大変貴重な絹ポジャギです。縫いは、すべて手縫いです。草木染の色は、いまでも鮮やかに残っています。裏側は、全体が絹布で裏打ちされています。両面とも上質な絹布で作られていて、富裕な貴族（両班）の家庭で使用されていたことがわかります。婚礼の折に、大切なものを包む袷褓として使われていたものでしょう。補修跡はありませんが、裏地に小さなホツレがあります。
	商品番号413 絹チョガッポ	李朝末期。 66.4cm×64.7ｃｍ。貴重な絹のチョガッポです。草木染めの鮮やかな色合いは、当時のままに残っています。裏面は、全体が絹布で裏打ちされていて、大切なものを包む袷褓として使われていたものです。裏地に極小のシミがある他は汚れ、破れやほつれもほとんどない、とても状態の良い珍しいものです。
	商品番号414 絹チョガッポ	李朝末期。 70.8cm×71.5ｃｍ。草木染めされた大変鮮やかな配色の絹チョガッポです。裏面は絹布で裏打ちされており、大切なものを包む袷褓として使われていたものです。裏地に極くわずかのシミがある他は、汚れ、破れやほつれもほとんどなく、とても状態の良いものです。
	商品番号415 苧麻チョガッポ	李朝末期。 57.1cm×58.4ｃｍ。草木染された鮮やかな配色の苧麻チョガッポです。苧麻の裏側が、綿布で裏打ちされている珍しい袷褓です。中央につまみ紐がありせんが、夏にお膳の上に掛ける床褓（サンポ）として作られたものです。つまみ紐がないほかはシミや汚れ、破れやほつれもほとんどなく、とても状態の良いものです。
	商品番号416 絹刺繍ポシャギ	李朝後期。 53.5cm×54.8ｃｍ。大変貴重な絹繍褓です。中央に福楽祈願を象徴する牡丹、四隅に草花が丁寧に刺繍された華やかなポジャギです。李朝期の上手の絹刺繍褓は、現存する数も少なく大変貴重なものです。富貴栄華の願いをこめて、貴族（両班）の家庭で婚礼などの折に使用されていたものです。刺繍褓の多くは、綿地と絹の2枚組み合わせですが、これは両面とも絹になっています。両面に1mmほどの虫食い跡と裏面に多少シミがある他は、汚れや破れ・ほつれもほとんどなく、とても状態の良いものです。大切に使用されてきたことが伺えます。
	商品番号417 絹刺繍ポシャギ	李朝末期。 47.1cm×47.2ｃｍ。中央に福楽祈願を象徴する牡丹と蝶、4隅に草花が李朝期の女性の修練された手仕事で刺繍されている綺麗で見事なポジャギです。綿地と絹の2枚組み合わせになっています。シミや汚れ、破れやほつれもほとんどない、とても状態の良い大変貴重なポシャギです。おそらく、可愛い娘の結婚のお祝いとして、母親が心を込めて刺繍し，贈ったものでしょう。帯