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No.501
兎蝶花図絹絵絣
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シャム王朝後期。
95.1cm×176.8cm。
シャム王朝のタイ東北部において、手織り機を使って、伝統的な手法で3ヶ月から半年ほどの長い歳月をかけて大変丁寧に織られた絹絵絣の図柄は、幾何学模様のものがほとんどで、これは花と蝶に囲まれた可愛い兎が8匹鮮やかな紅色で織られており、大変珍しい貴重なものです。紅色は、タイでは幸運を招く色です。この絹絵絣は、女性の巻きスカートとして使われていたものです。左側の片身替わりの部分は夜になると正面にして使っていたようです。シミや汚れ、破れやほつれもほとんどない、とても状態の良いものです。婚礼などの特別な時以外は、使用していなかったものです。 |
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No.502
王宮象図絹絵絣
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シャム王朝後期。
100.7cm×153.4cm。
王宮と象が織られた絹絵絣は、大変珍しく貴重なものです。この絵絣は、横の長さがやや短いことから、恐らく十代前半の女性が愛用したものでしょう。ただ、現存している古い絵絣の中で、このように横幅がやや短いものは、わずかにしかないことから、富裕な家庭の子女のみが絵絣の巻きスカートを身に着けることが出来たようです。シミや汚れ、破れやほつれもほとんどない、とても状態の良いものです。婚礼などの特別な時以外は、使用していなかったものです。 |
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No.503
蝶図絹絵絣
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シャム王朝後期。
93.5cm×186cm。
9匹の大きな蝶が、青色地の上に幸運を招く紅色と緑色で織られている大変珍しい絹絵絣です。お洒落なデザインは、現代にも通じるものではないでしょうか。シミや汚れ、破れやほつれもほとんどない、とても状態の良いものです。婚礼などの特別な時以外は、使用していなかったものです。 |
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No.504
雄鶏図絹絵絣
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シャム王朝後期。
94.5cm×174.5cm。
勇気の象徴である雄鶏が9羽、幸運を招く紅色で織られた珍しい絹絵絣です。3mm ほどの古い小さな穴が1個ある他は、シミや汚れ、破れやほつれもほとんどない状態のよいものです。 |
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No.505
孔雀図絹絵絣
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シャム王朝後期。
95.2cm×178.7cm。
18羽の孔雀と思われる鳥が象形化されて織られている珍しい絹絵絣です。シミや汚れ、破れやほつれもほとんどない、とても状態の良いものです。 |
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No.506
ダイアモンド形模様絹絣
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シャム王朝後期。
99.2cm×190.2cm。
ダイアモンド模様が鮮やかな紅色で丹念に織られている絹絵絣です。シミや汚れ、破れやほつれもほとんどない、とても状態の良いものです。婚礼など特別な時以外は、使用していなかったものです。 |